NakaさんのR1250GSAとマミちゃんのR1200GS-Rally日記

夫婦一緒にツーリングやグルメを求めてバイクで走りまってます(笑)

Can-Am SPYDER RT に試乗しちゃった!

Naka吉です!
 
 
絶好のツーリング日和だった昨日は、早朝からモトラッド湘南恒例の69ツーリングに参加して最終目的地の富士山スカイラインの水ヶ塚PAまで駆け抜けて、全員揃ったところで記念撮影して解散
 
そのまま帰るとしても、御殿場を通ったときのR138は尋常でない渋滞のご様子
どうしようかなぁ~と、考えていたら・・・
店長が箱根芦ノ湖パノラマパークで行われる、BRP社のCan-Am SPYDER試乗会に参加するから、興味のある方はどうそ~とお誘いをいただきました。
何でも、トライクのような3輪車で運転するのには普通自動車免許が必須なんだとか
バイクじゃないようだし、ブログねた的にも“おいしいし興味が湧いたので参加することにしました。
今回の試乗会は、モトラッド湘南も属するLIRICAグループ本店の主催だったので、予約があった店長たちは先に現地へ向かったので、途中で仙石原のススキを写真に収めたりしながらのんびりとして現地に到着
 
現地では試乗が開始されていて、公道試乗する方はビデオでCan-Am SPYDERの紹介と各種操作説明ビデオと会場内で操作のレクチャーを受けていて、予約していたごつとさんも順番待ちの状態。
※詳しいBRP社 Can-Am SPYDERについてはコチラhttp://www.brp-jp.com/
 
試乗会の説明を行っている間にLIRICAの社長に許可を貰って写真を撮らせていただいたので、いろいろな感想は後にして、先ずは正面からの写真をドーン
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どうでしょうトライクのようでトライクでない3輪バイク
なぜか下からのアングルだと、NHKのお子様向け番組のキャラクー“ワンワン”に似ていると思うのはワタシだけでしょうか
SPYDERに乗ったワタシの写真を見ると車両の大きさが良く判ると思いますけど、広がっている部分が前輪なので車両幅の感覚は掴みやすですね。
トライクのように後輪が広がっていると、パニアケースを装着したバイクの時と同じ様に気になりますからね~
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SPYDERはロータックス社のエンジンを搭載していて、BMWではFシリーズの800㏄エンジンでお馴染みですね。
そもそも、BRP社はカナダでスノーモービルジェットスキーを開発・生産しているメーカーで、その傘下にロータックスエンジンがあるそうです。
そして、この写真の車両は1000㏄エンジンを搭載しているのですが、排ガス規制が下りなくてナンバー取得が出来ず、この前の900㏄モデルはヨシムラのキャタライザーエキゾーストシステムを組み込んでナンバーを取得したらしいのですが、カナダ本社から社外品を取り付けてのナンバー取得はNGが出されたらしいです。
その後に、いろいろと交渉してスノーモービルジェットスキー用に使われていた、水冷3気筒1330㏄のACEエンジン(115馬力・130.1Nm)を搭載して排ガス規制を通過したのが2014モデルなんだそうです。
こうやってスタイルを眺めていると、ジェットスキーの豪華版のようにも見えますね
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フロントサスペンションは、アンチロールバー装備ダブルAアームサスペンション。
フロントタイヤサイズ 165/55 R15
試乗の時にアドバイスされたのは、このSPYDERは内輪差が生じないので、曲がる時には70%くらいは曲がる方向の腕を引くようなイメージをしながら、前輪を見て走れば絶対に後ろはぶつからないそうです
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リアサスペンションはバイクと同じスイングアームで、駆動方法はベルトドライブ。
リアタイヤサイズ 225/50 R15 ※完全にクルマのサイズ
ブレーキはフット式油圧3輪ブレーキで、もちろんABSを装備しています。
基本的にハンドルにブレーキは無く、全てフットブレーキで賄っているので、最初は違和感がハンパねぇッス
でも、場内での急制動をかけてみたら、そのストッピングは強烈でジャックナイフになることもあるとか
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装備も充実していて、リアは2段式収納になっていて容量もかなり詰め込むことが可能≪専用バック付き≫
サイドにも専用バックが装備されていて、両方の容量を考えれば十分な荷物も収納してしまうことでしょう
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大変驚いたのがフロントにトランク完備。
しかも、専用キャリーバックが丸ごと納まってしまう容量。
この車両すべての収納スペースがあったら、4~5日くらいの荷物を積み込んでツーリングへ出かけられそう。
やっぱり海外メーカーの考え方は、ユーザーの使い方がフィードバックされているのでしょうね。
このメーカーの話しを聞くと、スノーモービルジェットスキーは(一部バギーも)販売されていて、一般道路を走行するモデルが存在していなかったから、クルマでもバイクでもない乗り物を作るといったコンセプトから築き上げられたらしいです。
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このSPYDERには他にも豪華装備でAM/FMオーディオシステム(4スピーカー)が装備されていて、ボリューム調整もドライバー側とタンデム側で調整が可能であったり、タンデムシート下にセンサーは人が座ると感知してサスペンションの調整を自動で行うシステム等々盛りだくさん
シートもバケットシートのように包み込む感じで、HONDAのゴールドウィングと遜色ない仕上がりでした。
その中でも、一番驚いたのはタンデムのグリップヒーター(驚)
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ミッションはセミオートマでシフトアップのみ手動式。ブレーキを踏んで減速すれば勝手にシフトダウンするから気を使わなくて走れますね。
もちろん、リバースギア付きでポジションにいれるためには、リバースボタンを押してシフトレバーを押すとできるなど安全機能が付いてました。
感想としては、バイクの解放感とクルマの快適性と豪華さを兼ね備えた、新しい乗り物ですね
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そして、冒頭で書き記した900㏄のエンジンでヨシムラのキャタライザーシステムを取り付けたSPYDER
コチラの車両は、よりジェットスキーのスタイリングに似ていますね
荒々しくてこっちの方が好みかも・・・
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場内での試乗風景
大柄な滝本店長が乗っても、もの凄く大きなボディーが良く判りますね~
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この後に、試乗枠が2名空いたので店長とワタシで再度講習を受けてから一般公道を走って来ました。
箱根芦ノ湖パノラマパークから仙石原までクネクネを走った感想は、最初の走りだしこそ緊張して肩に力が入ったライディングでしたが、慣れてきた頃にはアクセルを空き気味にしてコーナーリングする感覚が楽しかった。
また、仙石原を走っていた時には≪観光客の注目の的≫になって目立ってました
 
まぁ~この車両を購入する方は、しっかりとした駐車場を完備していて、渋滞にハマってもイライラしない広い心の持ち主でないとダメでしょうな(笑)
価格的にはBMW R1200RTとK1600GTLの間ってところですから、興味と広い心の持ち主の方は、ご検討いただいてみてはどうでしょうか
 
LIRICAのHP≪http://www.lirica.co.jp/
SPYDER RTが掲載された記事≪http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1310/03/news102.html
※ワタシは決してLIRICAグループの回し者ではありませんヨ(爆)
 
帰り際に粗品をいただいて帰ってきたのですが、開けてみたらタオルとキャップが入ってました。
見積書と注文書が入ってなくてホッとしました
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では、また