NakaさんのR1250GSAとマミちゃんのR1200GS-Rally日記

夫婦一緒にツーリングやグルメを求めてバイクで走りまってます(笑)

東北ツーリング回顧録<1日目>

Naka吉です!

5月3日早朝24時30分。
GW中渋滞情報を確認すると、早朝6時頃には東北道では厳しい渋滞が始まると予想がされていたので、久しぶりにロングツーリングへ出かけるマミちゃんの安全を考慮して明け方までに福島県まで走ろうと思って出発です。
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八王子料金所から中央高速で首都高速4号線へと走り、C2から首都高川口線を使って東北自動車道を一路北へと向かいます。
マミちゃんの安全を考慮してと言いましたが、夜間走行のリスクがあるのも十分承知しているので「1回の走行距離を100km以下・こまめな休憩を必ずとる」と決めて走り出しました。

最初の休憩場所《pasar羽生》へ2時にとうちゃこ~
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 自宅から1時間半。なかなか良いペースで走り出しましたけど、ウェアの選択を日中に合わせて決めたので夜間に走り出すと気温は13~14℃で寒い~寒い~
一応、UNIQLOのウルトラマイクロダウンを着用はしていましたが、この先に北上しながら走ることを甘く見てしまっていました。
マミちゃんにも「電熱ベストは必要ないんじゃない~」なんて言ってしまったものですから、走りながらB+comのスピーカーを通して厳しいお言葉をいただくことになりました(笑)
温かいコーヒーを飲んで体を温めてから走り出しましたが、鹿沼ICを過ぎたあたりから気温がグングンと下がって行き、途中からは8℃の外気温を走ることとなったので、マミちゃんからは「寒い~寒い~」の連呼。

2回目の休憩場所《那須高原SA》へ3時50分にとうちゃこ~
ここで寒さに耐えられなくなったマミちゃんは、ホッカイロとストッキングを購入。
眠気と寒さがジンワリと効いていたので、約1時間のインターバルを取ることにして少し目を閉じて体を休めさせます。
地図を眺めると全行程の4分の1くらい。まだまだ先は長い。
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再び走り始める頃には夜も明けて、あたりが明るくなり始めてきましたので、走りやすくなったもののクルマの交通量も少し増えたように感じました。
夜が明けても10℃前半の外気温でしたから、走りながら早く太陽が顔を出してくれないかなぁ~と念じてました。

3回目の休憩場所《国見SA》へ6時20分にとうちゃこ~
寒いからなのか?時間帯が早いからなのか?あまりバイクを見かけることがありませんでしたが、この国見SAからは休憩するたびにバイクと遭遇することが多くなりましたね~
ここでお腹も空いてきたところですし、エネルギー補給のためにサンドウィッチで朝食。
このリズムで走れば、当初予定している久慈の小袖海女センターに着くことが出来るだろうし、時間帯によっては宮古周りで行っても良いかなぁ~と思いながら出発。

宮城県に入ってからも順調に走っていたのですが、道路交通情報に【一関IC~平泉前沢IC通行止】の表示(汗)
4回目の休憩を兼ねて長者原SAで情報収集に立ち寄りました。
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時刻は8時30分少し前。通行止になったばかりで復旧のめどは立っていないらしく、インフォメーションのお姉さんに聞いてみると「中尊寺では1年に1度のお祭りが開催されていて、通行止に見舞われたクルマが集中すると思われるので、できるだけ手前で降りて迂回ルートで目的地へ向かわれるのが早いと思います。」だそうだ。
するとお姉さんがワタシの格好を見てわかったのか「バイクですか?どちら方面へ行かれますか?」と聞かれたので「久慈方面です」と答えたら「それならば、海沿いを上っていっても良いと思いますよ~」って言われたので、すぐさまマミちゃんと場所の確認をして長者原スマートICで降りて気仙沼へ向かうことにしたのですが、長者原SAから久慈までは下道300kmも・・・・・
時間まだ9時過ぎでしたし、いろいろと予期せぬことが起きるのも旅の醍醐味ですからね~
R346で気仙沼へ向かう途中の景色を眺めながらバイクを走らせました。

1時間半ほどで「道の駅 大谷海岸」に到着。ここはJR気仙沼線の「大谷海岸駅」と一体化された施設だったそうですが、2011年に起きた《東日本大震災》で甚大な被害を被った施設なんだそうです。海沿いに位置する駅舎も道の駅の建物も津波で押し流されてしまったそうで、道の駅の裏側には錆び付いたレールに草が伸び、コンクリートが剥がれ落ちたホームが、今でもあの時の情景を伝えているように感じました。
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ご覧のとおりに海水と気温の寒暖差であたりは霧に包まれていましたが、ふとポスターみると「ふかひれソフト」なるものを発見(笑)
滅多に食べられるソフトクリームではないので、1つ買ってみることにしました。
バニラの上に乗せられた<ふかひれ>はハチミツで味付けされていて、食感だけがプリプリしていて美味でしたよ~
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先は長いですから休憩を終えたら出発~R45を北上して行きます。
気仙沼を抜けてしばらく走ると陸前高田。ニュースだけで津波の被害やその後の復興を見聞きしていましたが、あまりにも広範囲にわたって被災されたことは胸を痛めたましたし、街をかさ上げして高台を造成している情景には、ただただ驚く光景ばかりでした。
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その後もリアス式海岸に沿って北上して釜石に13時半頃にとうちゃこ~
さすがに、朝にサンドウィッチだけでしたからお腹もペコペコ。陸前高田でお昼を食べる場所を検索すると、釜石に良さそうなお店を見つけたので市場の2階へ向かってみると・・・
「本日、ご予約のお客様のみ営業し・・・」ガーン
しかも、その隣のお店には長蛇の列が出来ていて、この列に並んで食べていたら宿泊地の平庭高原まで辿り着かないのでは・・・と一抹の不安を抱いたので、ここでの昼食を却下。
下に降りて市場で何か食べられる物を探そうとしていたら、さかなやの女将さんが「お箸と醤油もあるから、そこのテーブルで食べたらいいよ~」って優しく声をかけてくれました。
ショーケースに並べられた三陸で獲れた地魚のヒラメとホタテに千葉県で水揚げされた初カツオのタタキを購入。
そして、ゴハンは市場の前にあったローソンで《レンジでゴハン》を買ってきて、熱々のゴハンと地物の切り身で贅沢な海鮮丼の出来上がり~
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もうね~美味ったらありゃしないのですよ~
人気のお店に並んで食べるばかりでないってことがよくわかりました。ごちそうさまでした。
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食べ終えてから女将さんにお礼を言って、まだまだ先の久慈を目指します。

釜石から大槌町~山田町~宮古を走り抜けて、あの『あまちゃん』の舞台となった小袖海女センターに17時過ぎにとうちゃこ~
長者原SAから休憩を含めて8時間は遠かったな~
アキちゃんが飛び込んだ灯台はドラマでもオープニングでも有名ですね。
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海女クラブの面々と潜った場所。
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 宿泊先へ向かう途中で久慈の駅前にもお邪魔で~す(笑)
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一関IC~平泉前沢IC間の通行止で当初予定していた観光は足早となってしまいましたが、気仙沼陸前高田の被災地を自分の目で見ることができて良かったです。

そして、宿泊先の「平庭山荘」にとうちゃこ~
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時間は18時40分でしたから、八王子から約18時間で782km。とても良く走った◯◯タイ夫婦でございます(笑)

ひとまず荷物を下ろしてから缶ビールを1本飲んだら一気に酔いが回ってきましたが、夕食は『あまちゃん』でメジャーになった<まめぶ定食>
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まめぶは「甘いんだかぁ~しょっぱいんだかぁ~“おかず”だが、“おやつ”だかわかんねぇ~微妙な食べ物だぁ~」って、ドラマで安部ちゃんが言ってましたが、意外にもけんちん汁の味付けにクルミや黒砂糖を包んだ団子が合っていて美味しかったですよ~
そのほかの料理はどれも美味しく、とっても満足でした。

食後にはお風呂に入ってゆっくり疲れを取って部屋へ戻ったら・・・夫婦揃ってバッタンキュー(笑)
翌朝まで微動だりせずに寝てましたね~

長々と綴った、ここまでが1日目の出来事でした。
2日目以降を書けるかなぁ~(笑)

では、また