NakaさんのR1250GSAとマミちゃんのR1200GS-Rally日記

夫婦一緒にツーリングやグルメを求めてバイクで走りまってます(笑)

東北ツーリング回顧録<2日目>

Naka吉です!


前日に782kmも走って疲れて起きれないんじゃないかと思っていたのですが、しっかり 5時には起床。ジイさんになると早起きになると言いますが、その兆候が表れていたりして・・・(笑)
暗くなってからコテージに到着したものですから、早く起きたのであたりを散策してみました。
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あたりは白樺の木に覆われた場所にあり、コテージ横の小川には雪解け水が勢いよく流れている、とってもロケーションの良いところでした。
また、2人では広すぎるくらいのコテージロフト付きでしたけど、布団は1階のリビングに敷いて寝たんですけどね。結局、前日に買い込んだ缶ビールは最初の1本だけ呑んであとは撃沈でしたから、もったいないくらいのコテージでしたよ~

6時半から朝食を食べて、出かける準備整えて2日目の出発~
2日目は平庭高原~八幡平アスピーテライン~田沢湖横手市まで走り抜ける予定。
天気予報では午後から雨の予報でしたから、走れるところまで頑張って走ろう~
平庭高原からR281を岩手町方面へ下り、K17~K257を走って<八幡平アスピーテライン>入り口にある「松尾八幡平ビジターセンター」にとうちゃこ~
赤倉岳には大きな雲が山全体を覆っていてチョッとばかり先行きが不安になりましたが、待望の「八幡平アスピーテライン」に向かって走り出します。
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平庭高原から八幡平までの道路脇の風景は、牧場や牧草地が開けていて酪農のイメージが強く感じられました。一転、八幡平アスピーテラインを登りだすと針葉樹林が生い茂り、また残雪が残っている風景は「志賀草津道路」を一瞬思い出させる光景ではありますが、その規模と雄大さは比べ物になりませんでした。
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景色を眺めたり途中でバイクを停めて写真を撮ったりしながら<八幡平山頂レストハウス>まで登り、そこから見下ろす景色は関東周辺では見ることが出来ませんね~
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この景色を眺めるのにバイクの駐車代100円は価値があると思いましたが、それでも路駐しているクルマやバイクが多かったのは残念なりませんでした。
山頂に到着したのが10時半頃。この日の予定は横手市まででしたので、山頂から下ってR341を走って田沢湖へと向かいましょう~

標高が下がるほど残雪も少なくなり、あたりに新緑の若葉が芽吹いてくると気温も上がってきて、バイクで走るには最高のコンディションなんですよね~
すると、田沢湖へと向かっている途中でコバルトブルーの「宝仙湖」に遭遇。
タイミングよく湖の上をまたぐ橋を渡ってみると、その絶景にマミちゃんが大興奮。
写真ではうまく表現出来ませんでしたが、その湖面の青さに引き込まれてしまいそうになってしまい、遠くに見える八幡平に残った残雪とのグラデーションはず~っと見惚れてしまいました。
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そこから1時間ほど走って目的地の<田沢湖ハーブガーデン>に13時にとうちゃこ~
ランチバイキングがあったので、レストランの様子をうかがいに行ってみるとウェイティングが出来ていて、かなり待たされるような気配だったので、軽食コーナーで簡単に《そば・みそたんぽ・カレーパン・八幡平ポークメンチカツ》を食べて昼食終了(笑)
そして、ブロ友の「コンドルさん」から事前に情報をいただいていた、田沢湖の反対側に位置するたつこ像の横<田沢湖ローズパークホテル>で販売されている【ローズソフト】を食べるために移動開始(笑)
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一口食べると“ほんのりバラの香り”がするソフトクリームは美味しい。
このソフトクリームは女性に人気があって売店には次から次へと女性が並んでいて、オジさんが1人挟まれていたのは異様な光景だったかも知れませんが、美味しいものを食べられるならば気になりませんよ~(笑)

【ローズソフト】を食べ終えてた頃に空を見上げると、雲行きがドンよりと怪しげではありませんか。
雨雲予想アプリの<アメフリ>で検索したところ、15時頃に角館から横手市に雨雲が接近中でした。すると、走り出して5分もしないうちに雨粒がスクリーンを叩き始めたので、早めにレインコートを着用して走行開始。
そのまま、横手市のホテルへと向かっても良かったのですが、少し時間もあるので「抱返り渓谷」に立ち寄ってみましたよ~
ここは秋田の紅葉の名所の一つで、秋になると角館からシャトルバスが出るほどの人気スポットになるようですが、ちょうど雨が降ってしっとりと新緑に緑とエメラルドグリーンのコントラストも風情があって良かったですよ~
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秋の紅葉シーズンに訪れてみたいと思いましたね。

今年は桜前線の北上が早すぎて、角館の桜は葉桜となってしまいましたけど、せっかく来たのですから「角館武家屋敷」も見学してきました。
訪れた時間が16時過ぎで雨も降っていたからなのか、桜も散ってしまってしまったからなのか、観光客も少なめでしたね~
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幸いにも「抱返り渓谷」や「角館武家屋敷」を見る頃には不思議と雨足が弱まってくれて、どしゃ降りを期待していた“アナタ方”には申し訳ないことをしてしまいました(笑)


角館での見学も済ませて、今夜の宿泊先『クォードインyokote』に17時過ぎにとうちゃこ~
GWで満室状態だったらしく、日帰りのスーパー銭湯利用者と合わせて駐車場は満車でしたけど、どうにかフロント横のスペースに停めることが出来てホッとひと安心。
部屋に入ってサッとシャワーを浴びたら、夕飯を食べにお出かけです。
ちょうど、八幡平アスピーテラインで写真を撮っている時に、横手から来たというオジさん2人に紹介してもらった、美味しいホルモン焼きそばが食べられるお店に向かったのですが・・・お店は辞められてしまったようで跡形もなし(笑)
さぁ~困ったぞ~!なんて思いながら、たまたま駅前にあった、秋田の郷土レストラン&居酒屋『七兵衛』に入店。これが結果的に大正解(笑)
なんと、ここの店主は横手の町おこしで作った<初代横手焼きそば>の作成から全国のイベントへ売り込みに行かれた方のお店でした。
郷土の歴史に絡めた料理のお話はどれも面白く、店内が混み合ってカウンター席に座ったのも功を奏したのかも知れません。
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店主の方のお話だと「稲庭うどんは地元の人間は食べねぇ~」なんだとか。(笑)
もともと、昔から田んぼや畑仕事が主な仕事でうどんでは腹持ちが悪かったことと、病気になって秋田市内で診てもらうため、病人に体力をつけさせるため喉越しがよく消化の良いうどんを食べさせたので、病人に最後に食べさせるものとの意識があるから食べない言ってました。
本来の稲庭うどんは温かい鳥だしになめこネギを入れたものが正統派らしく、冷たいカツオだしで食べるものは最近の食べ方なんだとか・・・(笑)
横手焼きそばにホルモンを入れるのは邪道だそうですが(笑)、ビールと良くあって美味しかった。
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このお店のキリタンポ鍋は自家製で、5時間ほどかけて焼き上げるキリタンポなので、鍋に入れてグツグツ炊いても煮崩れせずに美味しくいただけました。
スーパーなどで買えるキリタンポは、すぐに煮崩れしてしまうのでドロドロになってしまうので美味しくないそうです。元々は戦国時代の武士の保存食だったとも言われているそうですよ。
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仕上げには店主自慢のサイフォンドリップのコーヒーをいただき、とっても満足できた夜を過ごせました。
ホテルに戻ってから温泉に浸かり疲れを癒しました。

では、また