台風19号が過ぎ去って・・・

先日、関東地方に上陸し東北まで縦断した台風19号（ハギビス）は、暴風雨が激しく河川の氾濫により、長野【千曲川】や福島【阿武隈川】では甚大な被害が広がりました。

テレビのニュースでは、信濃川の氾濫による避難の判断が遅れたために、早朝にヘリコプターで救助されるまでの映像を撮った20歳の女性がインタビューを受けていましたが、最悪のことも想定していたそうです。救助要請をしながら祖母には浮き輪を取り付けるなどして待っていたそうですが、「まさか、ここまでなるとは思わなかった」と避難の判断が遅れたことと、想定外の規模の台風だったことがうかがい知れました。

日本の気候も変化して来て、今後も台風に限らず自然災害が多くなることが想定されるので、自分の住む場所を市のハザードマップで浸水・崖崩れ・倒壊など確認し、万一の時に行く避難場所も確認しておきましょう。

幸いにも我が家の周辺は、風も雨も時折り強く吹き付ける程度で、テレビで見るような被害にも見舞われませんでしたが、八王子市のハザードマップを見て、最寄りの避難場所は確認しておきました。

台風が過ぎ去った月曜日。

マミちゃんを仕事場へ送った後に、甲州街道が川のような流れになっていた高尾へ行ってみました。

所々に汚泥が堆積していましたが、圏央道高尾山ICは浸水により閉鎖されていたり、大垂水峠は崖崩れによる土砂の流入により通行止め。

中央道も相模湖周辺が幅50メートル、高さ20メートルも堆積してしまったそうで、高速道路の復旧までに1週間ほどかかってしまうそうです。

中央線は高尾〜大月間の四方津辺りで土砂崩れが発生して、復旧の目処が立っていないなど、首都圏から山梨への交通ルートは寸断されており、3月まで甲府勤務でしたから、もしそのまま勤務だったらどうなっていたのでしょう〜

まだまだ、被害の全容が明らかになっていない場所もあるようです。

被害に遭われた方々の普段の生活が取り戻せるように応援するとともに、復旧に向けて活躍されている方々に頭が下がる思いです。

2019.10.17 Naka吉